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あの日、
クリスマス前で親も仕事で家にいなくて私ひとり。
しかも、通う小学校が創立記念日と言う事で平日にも関わらず学校もなく、何もすることがなかった。
そう一般的にいう暇だったのだ。
自室のベッドの上で寝転がり寝がりを打つが眠気も来ないのでやはり暇。何か読む物でもとベッドに備え付けの本棚に並べてある漫画に手を伸ばしてみるが読む気が失せ手を引っ込める。
暇だなと思う反面、宿題か何かやろうかと考えてもやる気が出ず、私は時間潰しに外に出て本屋で立ち読みか、スーパーでお菓子でも買うかなと、その時は何故かそう思い、近くの公園を突っ切るかとコートとマフラーをし財布をもって、靴を履き家を出た。
目的地の近道にとふらっと公園に足を運んだんだ。
外は風が吹いて寒かったから自然と早足になった。暇潰しこれが今日の目標かなと思ったから。
ただそれだけだった。
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