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そんな事を思っていたら、ポーッとしていたらしい。
「…っぱい、先輩、火原先輩!」
いつの間にか、土浦が目の前にいた。
「うわわっ!?」
それに驚き、火原は赤い顔で驚いた。
「先輩、どうしたんですか?顔赤いですよ?熱でもあるんじゃ…。はい、先輩のタオル!」
土浦が濡れた制服を脱ぎ、上半身裸をタオルで拭きながら、タオルを渡した。
サッカーで鍛えあげられた肉体は、逞しく均整がとれていた。
それを見た火原の中で、何かが崩れた。
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