正体不明の外国人講師

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勝手に妄想してみよう 彼はペンシルバニア州からやってきたであろう、25歳のジェレミー。 本などで見た、日本の桜の美しさ 父親が乗っていたトヨタのソアラ(中古)のグローボックスに入っていた、前のオーナーの忘れモノの御守りの怪しさ(しかも学問の神様の御守りである) 何より漢字の固さもあり優しくもある字体に惚れ込み 「日本で英語を教えながら一年間住むんだ」と意気込み、面接を受ける事7社目で合格、日本に住む事になった。 彼は故郷の友人に別れを告げようと、出発3日前にみんな集めて言った。 仲間は祝福してくれて、中でも日本通と仲間内では評判のマーガスが、 「ジェレミー、君が楽しんで俺より、綺麗な国、日本を勉強してくるんだ。」 「マーガスありがとう、そうだ、日本には4つの文字だけで伝えれるモノがあるらしいな。」 「ああ、ある確か 四文字熟語 と言うやつだ、簡単さ、漢字を4つ繋げれば全部四文字熟語なのさ。「質実剛健」「百戦錬磨」とかだろ?」 ジェレミーとマーガスと仲間は色々話して、深く考えた。 出発2日前、ジェレミーはインターネットをしていた、そう、日本の四文字熟語を探していた。 出発までに、腕にタトゥーを入れようと思っていた。 「いまいちわからないな。。何という言葉で検索すればいいんだろう。 徹底的に綺麗なイメージの四文字熟語はないか。。 文字を読んだ時の響きにパワーもないとダメだ 」
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