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「裕也~!電話よ~。」
裕也の母が、裕也を呼んでいると、裕也は。
「誰から?ったく、後、OSさえ立ち上げれば終わりなのに。ま、小野寺、待っててくれよ。」
そう言って、パソコンルームを後にした。
「分かった、裕。」
奈津美は椅子に座って待った。
「あ、もしもし。誰ですか?」
裕也が電話に出ると…
「え?、違います。…いや、だからぁ!違いますって!!」
【ガチャン】
裕也はイタズラ電話にキレ、電話を切った。
【トゥルル…】
再度、かかる電話に裕也はキレた。
裕也が電話に変わる前の出来事…
「てやっ!たぁっ!!」
グリッドブレイクは、スパスパンに幾多の攻撃をした。
「はぁ!!」
そして、スパスパンを吹き飛ばし、グリッドブレイクは両腕で円を描きながら…
「ハイパー…」
左腕を引っ込め、発光し。
「グリッド!」
気合いを入れ…
「ビィィームッ!!」
グリッドブレイクは左腕のアクセプターから、光線を出した。
《キシャァァッ!!》
【ドカーン】
スパスパンに直撃し、スパスパンを倒した。そして、損傷された回路は…
「むぅぅぅん…はぁぁぁ。」
グリッドブレイクの胸のエネルギークリスタルから放たれ、回路の中は修復された。
《デュワッ!》
グリッドブレイクは回路の空間を開き、携帯へと戻った。
裕也は電話を出ると…向こうから何度も謝られた。それは学校でも同じ事であった。そして、裕也はパソコンルームに戻るなり…
「一体、何だったんだ?」
裕也は不思議に思った。
その頃、幸四郎は…
「何だと?」
バーンルシファーが叫ぶが、幸四郎は…
「大丈夫ですよ、バーンルシファー様。僕のIQ200の頭脳があれば、グリッドブレイクなんて、おてのものですよ。」
微笑みながら話すと、バーンルシファーは期待をした。
「ありがとう、俊汰君。君のおかげで救われた。」
グリッドブレイクは携帯で俊汰に言うと…
「グリッドブレイク、俺の事は俊汰で構わないぜ。よろしくな。」
俊汰は笑顔で言うと、グリッドブレイクは…
「私の事は、ブレイクで構わない。そして、ありがとう。」
感謝の気持ちをあらわにし、固い絆が出来た。
第1話完
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