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嫌いじゃないんだが
特別美味しいわけでも無くて
でも気が付くと飲んでる
“無意識”へと
侵入する
ジャスミン茶は
シャボン玉の味がする
逆流したシャボン玉の液はジャスミン茶と同じ味だって
僕は叫び続けてる
時々
ある時に戻りたくなる
はじけて 消えた
一瞬で
全ては
手の届かない場所へ
だけど
あの日々の中で
確かに僕は
ジャスミン茶の香りを手にしたんだ
好きでも無いのに
飲んでいるのは
ひとえに追憶の虜
まだ
この心臓を
握られているからなのだろう
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