近所のゴリラ

5/5
前へ
/15ページ
次へ
「言葉わかんないよ……というか、このゴリラ……なんか僕になついてるよ?」 きびだんごをたべたゴリラは、二人の旅について行くことになりましたが 「ゴリラさん、女の子だもん、キユもてもてだね……やきもちなんかやいてないからね」 漫画家のゴリラは、どうやらメスだったらしくキユの事が好きになったようです。 ほっぺを膨らませ半泣きの桃姫は、二人を恨みありそうにみるのでした。 『ゴリラなんかにまけないから』 『あなた、ついに桃は、二人目のしもべが仲間になったようね……動物に泣き落としが効いたのかわからないけど結果オーライよ』 『……あ、ああ、そうだなって……なんでおれたちは、あいつらの後をついてってるんだ?それにゴリラ近所にいたの?保健所呼ばなくていいのか?』 うきうき気分に離れで話すキユと桃姫のお母さんの繭25歳、お父さんの源三さん27歳は、三人の後を何か理由があるのかついていくのでした。
/15ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11人が本棚に入れています
本棚に追加