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先に動いたのは再錬だった。
爆符を四方八方に投げて、神太郎に攻撃を仕掛けた。
「爆発にはもう慣れた。」
神太郎はトンファーを回して爆符を切り裂いた。
爆発に巻き込まれても、神太郎は突き進んだ。
神太郎は体を低くして、煙の中を駆け抜けた。
そして、再錬の後ろを捉えた。
もらった。
そう思ったが……。
「……!?」
再錬から呼吸が聞こえない。
まさか……!
閃光が辺りを包んだ。
「人型爆弾・偽弾(ギダン) 爆発デス。」
爆音が鳴り響いた。
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