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京花の薦めで、神太郎は一週間程の修行を始めることにした。
噂で修行を助けてくれる場所があるらしい。
神太郎たちは、そこへとやって来た。
京花が嬉しそうに言った。
「ゾンビたちが相手をしてくれるらしいわよ。」
「ゾンビ?気持ち悪い…。」
神太郎は嫌そうな顔をした。
「モンスター学園の生徒が何言ってるのよ!」
京花は神太郎の頭を軽く叩いた。
そう、今から行く場所はゾンビたちの村だ。
他のモンスターより防御力が高く、数も多いために始めた仕事らしい。
学園には京花の親衛隊(クラスにいる京花の部下達) が、大神を監視している。
だから神太郎は安心して来たのだ。
「村の人と待ち合わせしたんだけど…。」
京花が辺りを見回した。
「アイツがそうか?」
生い茂る木の中に、人影が見えていた。
「そうみたいね。すいま~せん!ナフィカさんですか~?」
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