2人が本棚に入れています
本棚に追加
/18ページ
ちょうど電車が来たので、私たち2人はそれに乗った。
すると田中は電車の中で
「お、久しぶりじゃん!」
と近くにいた男子に話しかけた。
その人は田中と同じ中学だった天沢 翼という人だった。
彼は調理師専門学校に通う人だった。
田中が言う。
「天沢ー、今度私にお菓子作ってよー!」
「はぁ?いつも言ってるだろ?
毒入りなら作ってやるよ!って(笑)」
そんな会話がずっと繰り広げられていて、私はこらえきれずに笑い出した。
今思うと凄い失礼だよね。
ごめんね?
でもあの時はホントにおかしかったんだ。
最初のコメントを投稿しよう!