-少年-
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血だまりのなか 死んだ瞳 ただ見据えていた 死だなんて まだ何の事なのかわからないような そんな少年は 抱かれている腕をとき 床の赤をひと舐め 赤は鉄なのだと 体を流れている赤は鉄なのだと ひとりそう思っていた 瞳はスカイブルーで そこから溢れてくるものは何もなかった ただわかったことは 血は赤 赤は鉄 それだけだった
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