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「ソコニアル」
どうして みえなくなったのだろう
いつから
ふれられなくなったのだろう
流されていたように
思うのだけれど
時計を回してたのは
じぶん
見たいものをみ
聞きたいものをきき
そうして
いかようにもカタチを変えることのできるものがあること
幼き瞳は教えてくれます
どんなものも
昔から
そのまんま
そこにあり
熱を帯びて 生きて
ソコニアル
再び そのあたたかきモノに
ふれたいと願えば…
人が
イトオシイ を
感じているときに
あなたが 一瞬
触れるもの 見るものは
昔
幼子の心で触れた
あたたかきモノ
人は いつか
また
必ず
愛せる日はくる
わたしたちは
幼き日に始まり
幼き日に
かえる
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