💠「タイヨウノコ」

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💠「タイヨウノコ」

「タイヨウノコ」 見失っていた 私だけが きらきら輝く 反射する瞳を きみのまっすぐさは 魂の形だ まがりたくない 陰りたくない 君自身を たいせつにまもってきた その きらきらさ 指の先まで まっすぐにのびてひかる 太陽に向かった 大きな君 見えずにして そだっていた 土くれの中の 種のよに 人目に触れず 動き 呼吸していたのだ 君もまた 太陽に愛されたこ すくすくと 光の中で いきるべきものだ あいされるべきものだ
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