不思議の始まり

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「周、だよね~?」 「うん。」 「なんか…周じゃない……。」 「当・た・り。オレは来年から来たんだ。」 諦めた周は水面に全部話すことにした。 「え?来年!?おかしくない!?」 「う~んと…体育館裏にあるベンチで寝たらこっちに来てたんだ。七不思議の一つらしいんだけど…。」 水面は目を光らせていた。やっぱり水面は水面だ。 「過去に戻る話もあったような気がするから、多分七不思議のせいだと思うんだ。」 周は少しずつ状況を説明した。
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