赤い羽根を追って

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あっという間に暗くなった体育館。 光を放っていた天使像も普段のの天使像に変わってしまっていた。 しんみりした空気が続く。 この沈黙を破ったのは意外にもコトセンであった。 「まだいたの?そろそろ帰りなさい。校門閉めるわよ。」 「はぁい…。」 周と水面はとぼとぼ歩き、体育館をでた。 コトセンは体育館の扉に鍵をかけている。
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