赤い羽根を追って

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『コトセン!!お願いがあるんです!』 二人の登場に驚いたどころか待っていた様だった。 「フフ、わかってますよ。だけど、二人ともドアはノックしてから開けて下さいね。」 笑顔で注意するコトセン。 その手には鍵が握られていた。周達は苦笑いだけを返した。 「どうやら、赤い羽根の正体がわかったようね。いいでしょう。あなた達にこの鍵を渡しておくわ。あなた達自身で次の道を見つけなさい。」 と、周に鍵を渡した。
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