6人が本棚に入れています
本棚に追加
/105ページ
「えー!?一大事なんですよ!?授業になんて出てられませんって!!」
水面は必死に拒否する。がコトセンはとどめを刺す様に言った。
「いけません。それに『ここにいる』山切さんはともかく、『現代の』山切さんが心配するでしょ?
さらに言うとあなた、成績が悪いらしいわね。ちゃんと授業を聞いてるの?」
痛い所を突かれたらしく水面はしぶしぶ校長室を出ていった。
「あの、オレはどうすれば…。」
「フフフ、あなたはここにいてもいいし、何か調べに行ってもいいわよ。
図書室とか開けてほしい部屋があれば言って。鍵を渡してあげるわ。」
コトセンは微笑んでくれた。
最初のコメントを投稿しよう!