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図書室にきて10分がたとうとしていた。
急に電気がチカチカと狂い始めた。
「な!?どうなってんだ!?」
異常なことはそれだけじゃなかった。
本棚がガタガタと揺れ始め、本がバタバタと落ちていく。
「ちょ…ッ…。出よう。」
このままジッとしていたら不安になって腰が抜けてしまうかもしれない!
そう思った周は机を軽々と飛び越え入り口までやってきた。
しかし、ドアは開かない。
ズレてしまっているようだ。
「ど、どうしよう…。」
電気は完全に消えてしまっていた。
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