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条件反射で本を上手く弾いた。
それも次々と。
気付けば周は立っていた。そして本を蹴り飛ばしていた。
その直後だった。
「あーダルい…。」
ズレたドアを無理矢理開けて工藤 叶太が入ってきたのであった。
揺れがおさまったと同時に本が工藤めがけて飛び出した。
「あ、危ねぇぞ!!」
周の体は勝手に動いた。
上段蹴りを本に当て弾き飛ばし、工藤を守ったのだった。
工藤は何が起こったのか全くわからないようであった。
ただ、助けてもらった事はわかったみたいだ。
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