影おくり

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本当に嬉しかったのだろう、その頃一番仲の良かった女子、千歳 友子(チトセ トモコ)に元気よく話していた。 「ねぇ、こんな手紙もらったの!どうしよう私、嬉しくって困るよ。」 「フフフフ。よかったわね。そうゆう物もらったからにはちゃんと行きなよ?」 「うん、もちろん行く。」 「フフ、本当によかったわね。」 そんな会話をしてるなんて周はもちろん知らない。 ただ、イジメグループの会話は聞こえていた。
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