影おくり

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「ただいまー!!」 「た、ただいま。お邪魔します。」 やっぱり遠慮がちになってしまう。 だけど、水面も波も滝も受け入れてくれている。 周は今日の出来事を思い返していた。 図書室のアレは何だったんだろ? という疑問がでてきた。 けど、すぐに解決した。 工事が行われていただけなのだ。 電気は揺れを察知すると自動的に消える仕組みだし、たまたま図書室の工事をしていたらしい。 確かに去年の今頃めちゃくちゃになっていた覚えがある。
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