イチョウともみじとリズムに乗って

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工藤は苦笑いを浮かべながら中に入っていった。 仕方なく周も後に続いた。 「フフフ、気分がいいわ。フフフ♪ヒントあげるわ。 グランドとこの部屋を一つにするのよ。一つといってもくっつけるとかじゃないわ。そのへんは考えてね。 きっと今回は工藤君が大活躍するわ。 それじゃ私はこれで失礼するわね。フフフフ♪」 コトセンの姿がサァーっと消えた。 「この部屋とグランドを一つにする!?」 「それに、このヘタレくんが大活躍!?」 「…南。その言い方やめろ……。なんかグサっと刺さるから。」
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