第一話

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 他の男達は答えない。 「自己紹介よりタバコ」と言ういまどきの若者。 「………。」と無言を決める堅苦しい感じの親父。  マドラックスはベランダの窓を開けようとしたが何故か触れれない。  マドラックスは黒い玉を睨んだ。何か息をしているように動いているみたいからだ。  マドラックスの直感は間違って居なかった。    突然、黒い玉から…   『新しい朝が来た♪ 希望の朝だー♪ 喜びに胸をひーらけ♪』  ラジオ体操の曲が流れ出した。
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