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困惑の誘惑…決断の時
「太陽の民の種と月黄泉の卵が交わらなければ世は滅びまするぞ」
女官の言葉が頭の中でグルグル回っている
あぁ花婿あのモグラが言ってたのはこの事か…
妙に冷静に考えがまとまってきた
結局僕に拒否は出来ないって事か…
この子と結婚しろって事だ
横に居る少女を見つめながら
「名前は?」っと問い掛けた
「屑讀〔クズヨミ〕でございます。」
「では、屑讀…我伴侶となりて、我を支えると誓えますか」と問い掛けると
小さな声で「はい」と返事が帰って来た
その答えを聞くと腹を決め…
蓮庵は屑讀を抱き寄せた
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