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ブラックジーンズにTシャツの上に黒のジャケットを羽織って心地よい季節
少し厚着で少し涼しいそんな季節が好きだ。
普段は、そんな気分にはならいのだが、どこかに座って黄昏たい気持ちになった。そんな時目の前に小さな公園「今日は何だかついている」心でつぶやいた。
中に入るとベンチか二つ、園内は誰もいない
やっぱついている!小声で叫んだ。
左のベンチの左に座り全体を眺めた。 公園といっても遊戯が一つもなく、向こう側にペンギンの腹に蛇口の付いた像が一つあるだけ。
なんとも淋しい空間だ
予算が無くってこんな作りなのかな?
しかし大した問題ではない
一人で惚けて居たいだけなんだからと納得した。 二三分だろうか、一時間だろうか?無駄に時間が経過していく、ぜいたくな時間だ(^-^) ふっ そんな事を思ってしまう歳になったのかなと思わず吹き出した。
「カタ」おしりの振動と同時に木のキシム音が、いつのまにか、杖を片手に持ち老人が座っていた。
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