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「………」
しばしの沈黙……。
そして私は、思いきって彼に聞いてみた。
「……あの、この詩って、結局、何が言いたいんですか?」
よくぞ聞いてくれた!と言わんばかりに、仁蔵寺は、自信ありげな顔をする。
「これはね。
君のことを、おもって書いてみたんだよ」
そしてニコニコ笑っている。
「……は?」
(なんで、UFO?)
(……私=UFO!?)
……っ!
し、失礼すぎる!
私は仁蔵寺さんを、この時ほど、殴りたいと思ったことはないだろう。
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