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《その日の昼休み》
私は、いつも通り美鈴と ご飯を食べている。
「ねえ、ゾウキってさ…」
突然、美鈴が話しかけてきた。
「えっ、何?」
私は、思わず聞き返す。
美鈴は続けた。
「だからさ、
仁蔵寺のことだよ!
私、思うんだけど…
アイツ、綾のこと、
好きなんじゃないの?」
(…?!!!)
「へっ?!」
思わず、間抜けな声をあげる私。
(冗談でしょ)
――理解不能。
だってあの人、私のこと【UFO】だと思ってるんだよ!?
絶対
あ り え な い!
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