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ハラミもホルモンもミノもいっぱい買っちゃった。…焼き肉って、手料理て言えるのかわからないけど、まぁいっか。
両手に買い物袋を下げて家へ帰る途中のことだった。
『僕は富竹。フリーの男子高校生さ。』
あれ、富竹君に入江君…どうしたの?こんなとこで…。
彼らはカラオケ合コンのときサトシ君と一緒にいた二人だった。富竹君はリカと付き合ってるみたいだったけど、実際はよくわからなかった。
『グヘヘへ…今日はリカの頼みでよぅ。ちょっと付き合ってくれよ』
いきなり入江君に後ろから捕まれた。身動きがとれない。
『最近うちのサトシとよろしくやってるみたいじゃねーか。サトシが付き合い悪くなってちょっと気に入らねーんだよ』
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