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nana..
ステージの君は眩しくて
キラキラ輝く君はまるで
もう手の届かない人のよう
スポットライトが 君だけを照らし出して
今日も 物語の幕を開ける
始まる 君と音楽のプロローグ
その世界に僕は居なくて
その世界に僕は入れなくて
羨ましそうな顔をする
そんな僕を君は見て
微笑みながら歌を唄う
低いステージの上には
手を伸ばせば触れそうで届かなく
声を上げれば届きそうで聴こえなく
それをいいことに
大勢の前で愛を叫んだ
それは君に届く前に
君の音に掻き消される
そんな歯がゆくも心地よいやり取り
本当の答えを知るのは まだ怖い
僕は今日も届かない愛を叫ぶだろう
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