あなたへ

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あなたへ

「縁日の日 4時に階段の上で」 その約束してから2度目の夏 未だ来ないあなたを 私はいまも待ち続けています あなたが来ないのは解ってる でもまだ信じられないの Your not being in the world あのとき鳴り響いた突然の別れ 駆けつけるとあなたは まるで眠っているようで 声を掛ければ目を擦りながら いつもの言葉を言ってくれそうで 何度もあなたを揺すった 何度もあなたを叫んだ I cannot meet you anymore in the world 今日は縁日 鳥居の下で待ってれば あなたが息切らしながら 駆け上がってくると思い あのときの為に買った 白地に金魚の浴衣着て待ってます あなたの部屋での他愛の無い会話 いま思えばそれが一番幸せだった でもそれはあの日に壊れてしまった You are not in the world anymore 来年も再来年もずっとずっと この浴衣で待ってるから tears stream down cheeks this year..
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