夕焼け
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外にでると空は赤くなっていた。 それを見て僕はもう夕方なのだと知った。 僕の前を老人を乗せた少し大きめの車が走っていく。 早くしないとガラス玉と行き違いになってしまうかもしれない。 僕は今日中にガラス玉に僕の気持ちを伝えたかった。 一晩たってからでは決心がゆるんでしまいそうだから。 弱気の僕が決心した、なけなしの勇気を無駄にしたくはない。
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