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みんなは間違いなく僕が犯人だと思ってか誰も話しかけてはくれないし、話しかけても愛想のない態度で応対した。
自習の時間、みんなは騒いでいたが僕は孤独で何も楽しくはなかった…
そして、放課後…
Y君とY君の父と母、犯人だと思われている僕とその母。
僕の親は父の浮気が原因で離婚していて今は母が一人で必死で僕を育ててくれている。
だからこういうことで迷惑をかけることは本当に申し訳なかった…
どうもY君は頭を4針縫ったようだ…
学校側もY君側も僕の母も僕を犯人だと疑って信じてくれない。
母も謝ろうとしない僕を見て、どんどん表情が曇っていく。
僕がやってないやってないと言えば言うほど周りのみんなは僕を責める…
僕しか犯人はおらん…とか、それ以上嘘をつくと訴訟をおこす…とか。
Y君の父は弁護士らしい…
だから、尚更母は僕に謝れという。
先生は僕が否定すればするほどじゃあ誰が犯人なんやと聞く。
俺だって知りたい。
夜10時を過ぎても僕は否定し続け先生たちもあきれて、とりあえずみんな帰ることになった…
家に帰ってから僕は母に叩かれた…
あとは会話もせずに寝た…
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