『心の在り方』

2/2
13人が本棚に入れています
本棚に追加
/16ページ
『!?』 ―視界が変わった。 何か暖かい物が僕を包んで持ち上げてゆく。 何だろう。 暗い中でも必死に目を凝らす。 よく見ると、そこにあるのは大きな人の腕だった――。 そしてその腕の主は優しい声でこう言った。 『こんばんは。 素敵なおちびさん。こんな所で一人なんて、僕と一緒だね。』 『そんな猫を抱き上げる 若い絵描きの腕 今晩はステキなオチビさん。 僕らよく似てる』                   
/16ページ

最初のコメントを投稿しよう!