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…と、ぼんやり歩いてたら路地に入り込んでしまった。 …見覚えのない路地だ。 ― ここ、どこだろう? ― いつものように来た道をもどっていたはずなのに、おかしいな…。 気が付くと大きな両開きのドアが目の前にあった。
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