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薫「亮、あず聞いてくれ」
亮「しんみりした顔やな」
梓「コラ、亮
薫が困ってんねんから聞いたり~」
亮「分かってるよ」
「薫どうした?」
薫「由利がなぁ」
「何や自信が無いみたいやねん自信家の由利がやで?」
「好きな人がきっと自分には振り向かないって…」
梓「えっ?由利がそんな事言ったの?」
「珍しいなぁ~」
亮「由利がそんな事を言ったのか~」
薫「俺は由利はめちゃ魅力的な子やと思うけどなぁ」
亮「薫何か変な事でも言ったのか?」
薫「いや、ただきっとその人は振り向いてくれると言ったよ」
梓「…」
亮「そっかぁ、実はその由利が好きな人を知ってるんやけどな」
薫「誰?」
亮「それは言われへんな」
「でもそいつ俺は今まで会ったやつのなかで一番良いやつやけどな」
梓「あずもそれは思ってた。」
薫「あずも知ってるの?」
「やっぱりあいつか…」
梓「あずもその人の事はめちゃ好きやもん…親しみやすいし、由利が付き合わんならあずが絶対に付き合おうと思ってるもん…」
薫「そいつ羨ましいな由利からもあずからも慕われてるなんて…」
薫「まぁ~話出来て良かったわ」
「俺は明日、喫茶店の当番が朝からやから寝ることにするよ」
薫は部屋に戻り
1通の手紙を書いて
それを職員に渡し眠りについた。
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