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薫は喫茶店の最終準備にとりかかった。
由利、隆司の3人で昼まで当番の予定だった。
薫が冷蔵庫を開け品物の確認を行なっている時に由利が話をふってきた。
薫「よし、飲み物はこれで大丈夫やな」
由利「薫、ご苦労様」薫「あっ!!うん由利今日は頑張ろうな」
由利「もちろん今日は楽しくしたいし」
薫「やけど張り切り過ぎんなよ」
「由利が困ったらバックアップするから」
由利「…うん、ありがとう」
「薫、今日当番終わったら昼から一緒に学園祭回ろ?」
薫「だめや由利は大好きな人と回りになさい」
由利「うん分かった(笑)」
薫「…それじゃあ今日は頑張ろうな適度に(笑)」
由利「うん」
由利は満面の笑みを浮かべる。
その笑顔が薫の心を傷つけていた。
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