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俺の頬に
一筋の涙が伝う。
そうか。
やっとわかったんだ。
郁那がいることが
当たり前だって思ってた。
メールも電話もデートの誘いも
郁那がしてくるのが
当たり前だって思ってた。
俺が素直じゃないせいで
郁那をたくさん傷つけた。
『ははッ…
俺まじバカだッ…』
今更気付いたって遅い。
後悔したって…。
失ってから気付いた。
郁那の大切さ…。
俺の恋の味。
しょっぱい涙の恋の味。
━fin.━
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