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“ねぇ…まだくれないの…?”
水(まただ…。)
“早くしてくれないと、この世界が終わっちゃうよ…?”
水「うるさいなぁ💢そんなに言うならヒントぐらいくれたっていいじゃん😠」
少しやけになった水蓮は声に反論した。
“……ヒント……?”
水「そぉ!」
“ヒントは…貴方に欠けている物だよ…。”
水「私に欠けている物??」
それだけを言って声は何も喋らなくなった。
[翌日―…]
水蓮はまた遅刻しそうになって走っている。
《グルルルッ》
突然背後から獣の唸り声が聞こえた。
水「は…?犬…??」
水蓮が見ると、犬ではなく、犬のような化け物が唸り声をあげ、こっちを見ている。
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