覚醒Ⅱ

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    俺と付き合う事になったこの子は矢神 三日月(ヤガミ ミカヅキ)ちゃんと言って、かなり黒髪が似合う大和撫子の様な子だ。     三「あ!電君✨」 俺を探していたのか見た途端に駆け寄って来た。     電「ん?どうしたの?」 三「えっと…お弁当作ってきたから一緒にどうかな?と思って。」 満面の笑みで話してくる三日月ちゃん。     電「今日は友達と食べようと思ってんだよね。」 三「あ…そうなんだ。」 少し冷たくするだけで笑みは薄れ、苦笑いになる。     電「それでもいいなら一緒に食べよ✨」 俺が微笑みかけるとまた満面の笑みに戻る。     こんな事今まで経験した事が無い。全てが新鮮だ―…。
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