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「飛鳥、泣かないで。私が居なくなったらもうこういう事できないんだからね」
抱きついてきた飛鳥を強く抱きしめた。
飛鳥は葵の方を向き涙目で葵の頬をペチっとはさみ
「そんな事を言うなよ…葵はまだここにいる。できなくなるなんて…居なくなるなんて言うなよ…」
「そうだね。私はまだここにいるわね。有難う、………ごめんね飛鳥…」
葵は飛鳥の言葉にふと笑い飛鳥を撫でた
その日飛鳥は葵の病室に泊まった。
二人の声は深夜まで聞こえていた。
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