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すると…
ギュッ ポンポン
葵は飛鳥を抱きしめて背中を軽く叩いた。
「全く昔から変わらないわね……泣き虫なところは。」
飛鳥は葵に抱きついている力を強め、顔をうずくめて声を殺して泣いた。
葵もそれを感じ取り飛鳥を強く抱きしめた。
「ごめんね…ごめんなさい飛鳥」
そう呟いて、一筋の涙を飛鳥に落とした。
その夜、葵は屋上に行き、ある歌をテープに入れた。
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