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手を差し出してきた主を見上げてみると、俺は思わずア然としてしまった。
その少女はサンタクロースだった。クリスマスが近いからか?
いや、だからといってもサンタクロースの格好をするにはまだ早いだろう。
コスプレ少女なのだろうか?
「??」
「あ、すみません少し考え事をしていたので・・・」
さすがに手を差しのべてくれているのにこのままでいるのもなんだか申し訳ないので起き上がった。
「ごめんなさい、大丈夫ですか?」
「ええ、まぁ・・・」
この少女のコスプレについて聞いてみようか・・・ふとそう思ってしまった。
だが、いきなり聞いてしまってもいいものか迷ってしまう。まるでパンドラの箱を開けてしまうみたいに・・・
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