神の子

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目を覚ますともうとっくにお昼を過ぎていた。 「ふぁぁ…久しぶりにぐっすり眠れたなぁ」 今回はあの変な悪夢にうなされることなくぐっすり眠ることができた。 「もうじき…ってもうすぐぐっすり眠れるようになる。って意味だったりしてぇ♪」 ふふっと機嫌よく笑いながら母が朝食にと用意して行ったお味噌汁があるのを思い出し、杏奈はキッチンへと向かう。 「あ、携帯おいたままだったんだ」 気づくとテーブルの上に携帯がぞんざいにおかれていた。 着信を知らせるライトがちかちかと光っている。 「あぁ…5件も着てる」
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