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「なぁー玲奈。」
「何?」
「玲奈に頼みがあるんだよ…。」
「どうしたの?そんな真剣な顔してー。」
「玲奈に借金の連帯保証人になってもらいたいんだよ…。」
「あたしが連帯保証人に!?」
「うん…。他に頼める人いなくて…。俺には玲奈しかいないんだよ…。お願い!」
必死に頼んでくる彼を見てあたしは断れなかった。
「いいよ…。佑哉がそこまで言うんだからなってあげるよ!」
「マジで?ありがとう玲奈。絶対、玲奈に迷惑はかけないからさ!」
「うん。」
こうしてあたしは彼の借金の連帯保証人になってしまった。
それが間違いだったって気づくのは裏切られた後のことだった。
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