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―数百m離れた路地裏。
取り敢えずガオル達は、倒れた人を適当な廃墟の空き部屋に寝かせる。
「やれやれ…しかし、お前もやるな」
と、エキドナ。
「…最強なんだってな。相棒から聞いた」
エキドナとガオルは、倒れた人の見張りを他の手下とマリスに任せ、狭い空の下で語り合って居た。
「―まぁ、」
エキドナは重い腰を上げながら言う。
「俺は最強の名を返上する気は無いぜ?お前はどうなんだ、ガオル」
笑いながらエキドナはガオルに尋ねる。
「なら…俺がお前倒して最強になるさ」
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