2人が本棚に入れています
本棚に追加
/14ページ
「ねぇ、今日はいつもより遠くへ行こうよ!」
この一言で、普段より遠くの森へいく事になった。
…場所は村からかなり離れた所にある森の中。
そこを草木をわけて進んで行くキールとスフィア
目指すはこの森の奥にあるという巨大な木。そこでてっぺんからの景色を見ようというのだ。
「ふぅ、ちょっと疲れたな…一休みしよう?」
しばらく進んで行った所でキールはへなへなと座り込んだ。
「いいよ!」
スフィアもつかれていたのかすかさずキールの隣で仰向けになった。
「…キール、おっきな樹はまだ?」
「もうちょっと先に行った所だって前に聞いたけど…」
キールが立ち上がって少し前に出た。
その時
ガァァアアッツ!!!!
獣の吼える声と共にキールが吹き飛んだ!
「キールッ!!?」
スフィアが起き上がってキールに駆け寄ると…そこに見えたのは…
最初のコメントを投稿しよう!