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かくして、僕とスフィアの一人と一匹の生活が始まった。
今日は空が晴れていて、お散歩日和だ。
「ねぇキール、一緒にオサンポしよう?」
「うーん…まぁいいよ、僕お気に入りの場所に連れてってあげる!」
(友達がいると、こんなにも楽しいものなんだなぁ…)
長い間、友達と過ごす日を忘れていたキールは、とてもこの生活が楽しいものであって、懐かしいものでもあった。
「やった!ありがとうキール!!」
それを合図に、二人は一気に外へと駆け出して行った。
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