No3.独りじゃない生活

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かくして、僕とスフィアの一人と一匹の生活が始まった。 今日は空が晴れていて、お散歩日和だ。 「ねぇキール、一緒にオサンポしよう?」 「うーん…まぁいいよ、僕お気に入りの場所に連れてってあげる!」 (友達がいると、こんなにも楽しいものなんだなぁ…) 長い間、友達と過ごす日を忘れていたキールは、とてもこの生活が楽しいものであって、懐かしいものでもあった。 「やった!ありがとうキール!!」 それを合図に、二人は一気に外へと駆け出して行った。
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