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もしかして、丸ちゃんの好きな人って・・・。
寄り添って眠る健ちゃんと丸ちゃんは本当にお似合いで、何か寂しくなった。
私が健ちゃんの隣りにいたら、お似合いなのかな・・・。
そんなことをじっと考えてると、健ちゃんが突然目を開けた。
・・・!!!!!
「美樹ちゃん♪」
小声で健ちゃんは話かけてきた。
久し振りに聞いた健ちゃんの声・・・。
「健ちゃん・・・」
「気にしなくていいからね」
そう言うと、健ちゃんはまた目を閉じた。
何が気にしなくていいのかわからなかったけど、すごく嬉しかった。
何かいろいろ許してもらえた気がした。
健ちゃんは、どうしていつも私の核心をついてくるんだろう・・・。
ありがとう、健ちゃん・・・。
やっぱり、健ちゃんと一緒にいたいよ。
改めてそう思った。
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