13人が本棚に入れています
本棚に追加
/97ページ
俺は空を見上げていた…
真っ暗で星一つ無い、
都会の夜空を…
なんでだろう…
腹が熱い…
ゆっくり視線を下げると…
怯えた顔をした男が
俺を見上げていた…
あ~、
俺はこいつに刺されたんだ…
昔見た星いっぱいの夜空…
どこで見たんだったろ…
もう一回見たかったな…
こんな真っ暗な空なら、
目閉じても同じだろ…
もう疲れちまった…
俺は静かに目を閉じた……
最初のコメントを投稿しよう!