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次の日、
俺は起きてすぐに北中のダチに電話した。
…といっても、
テレビにはタモさんが出てる時間だったが…。
プルルルル
…プルルルル
……プルルルル
………プルルルル
出ねえ…。
着信残しておけば掛かってくるか。
それより学校行かないとな…。
俺は地味に学校が好きだった。
部活やってたせいもあるだろうけど、
ダチがいて好きな子がいて欝陶しい先生がいる、
窮屈な中の自由…
そんな空間が自分の居場所の様な気がしてた。
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