第二章

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麗『お父さんの仕事なに?』 (神様だよ!って言えるわけないしなぁ…) 優『私もそんな知らないんだ父さんの仕事…』 今の優にはこう言うしかなかった 麗『ふ~ん!前の学校はどんなだったの!?』 (そりゃあ天界一の学校だよ!って言えるわけないしなぁ…) 優『どんなって言われてもぉ…なんかフワンってしてた!』 (なに言ってんだ私…) もちろん麗はキョトンとしている 麗『じゃあさぁ!優って…』 『麗ー!!ちょっと手伝って!』 麗『え?!わかった今行く~!!じゃあね優!また暇なときに!』 麗は去っていったが優の手は見事に汗がびっしょりだった… (麗…………あなだどれない……) 明らかに恋とは違うドキドキを感じている 放課後 無事に授業も終えて待ちに待った放課後が来た (終わった…こんなに長い1日は初めてだ…) 完全に優はクタクタだ 健治『おい!転校生!歓迎会開いてやるから来いよ!』 優『みんな迷惑だろうからいいよ!』 健治『そんなの気にすんなって!香織も麗も来るって言うし!』 (増えれば増えるほどまずいなぁ…) 優はこれ以上はボロが出そう焦っている 健治『まず行くぞ!じゃあ玄関で待ってるからなぁ!!』 健治は勝手に約束を取り付け教室を出ていった 優も帰りの支度を始める ガラガラガラ… 教室の扉が開いた そこには190はあろうか大男がいた 優『…………』 (でけぇ…) 優は呆然と男を見ているだけだった ?『…何見てんだ?』 この言葉に優は我に帰った 優『はっ!ごめんなさい!大きい人あんまり見たことないんで…』 ?『………………』 男は歩き出した (無視かい!!!) 優『どうも!私今日転校してきた斎藤優です!』』 とりあえず会話しなきゃとなぜかもう一度優は自己紹介した しかし当然男は ?『知ってる…』 (ハハハ…コイツ…) 当然の反応に苦笑い 優『まだみんなの名前覚えてないんだ!あなたの名前教えてくれない?』 男の動きが止まった そして振り返ると優に向かって歩いてきた 優『ちょっ…あの…』
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